大量の情報媒体の中から受け手の心をつかむには、目を引く効果、手に取った時の驚きが必要です。オンデマンド・透明厚盛印刷「デジタルバーコ」は、表面の凹凸を実際に見て、触れて、感じてもらうことで、受け手に長く残る驚きと印象を与え、印刷物の付加価値を高めます。ニスが生み出す見た目のインパクトはもちろんのこと、複数の五感情報(視覚と触覚)を組み合わせることで、脳の記憶効果は数倍に高まるとも言われています。

 

UVインクジェット方式の透明厚盛印刷機により、1枚から、バーコやシルクによる透明厚盛印刷のような出力が安価にて可能です。印刷物に透明厚盛を乗せる際も、伸縮した用紙サイズに合わせて1枚1枚自動で補正しますので、印刷部分と透明厚盛り部分は高い見当精度となります。サンプルも多数ご用意いたしております。是非ご活用下さい。


『Scodix Ultra Pro』では、最大75μ厚のボリュームある透明厚盛をワンパスにてほぼB2サイズまでカバーできます。B倍ポスター等にご使用希望の場合は『impala2』 最大2.50m×2.03m、『Acuity Select HS30』最大2.51m×1.26mまで、透明厚盛が可能なプリンタを取り揃えております。これらは厚めのグロスニスをスポットで入れるような仕様に向いています。

 

デジタルバーコの

加工サンプル

シズル感が大切なビールの広告を、デジタルバーコでレベルアップいたしました。グラスについた水滴のシルエットを忠実に抽出して、厚みのある透明インクで印刷することで、まるで紙に本物の水滴がついているかのようなリアルな広告が完成いたしました。



落ち着いた色合いの用紙に、透明インクのみで印刷し、高級感のあるカードに仕上げたもの。 マット感の高い用紙と、透明インクのグロス感のコントラストがとても冴えています。

 



トロリとしたジャムやゼリー、とろけるチョコレートソースなどのスイーツの表現にも、デジタルバーコ印刷はぴったりです。 盛り上がったインクの凹凸と、ジューシーな艶感で、見る人の食欲をダイレクトに刺激する広告表現が可能です。

 



 

レザーの素材写真から抽出した凹凸のテクスチャーを、絵柄の上に透明インクで印刷。 紙でありながら、まるで本物のレザーを触っているようなリアルな感触が生まれますので、高級感を出したい招待状やカードなどに広く応用いただけます。高さ75μm (※用紙の種類等によって異なります)のインク厚で、ニスコーターやトナー式PODでは難しかった厚みを表現できます。



カメレオンの密集したウロコ状の皮膚の質感表現に、デジタルバーコ印刷を使用。 素材写真に合わせて凹凸加工を施すことで驚くほどリアルな質感が生まれ、目にした方が思わず触れてみたくなるようなインパクトある印刷物になりました。



 

銀蒸着紙にマットPPを施し、透明インクで印刷したグリーティングカード。 用紙に水滴を垂らしたようなドラマチックな仕上がりになりました。また、銀蒸着紙に色インクと透明インクを重ねて乗せると、まるでジェリービーンズやジュエル加工のようなポップな艶感や、メタリック感を表現することも可能です。



透明厚盛りインクによるエンボス名刺です。非常にリアルでインパクトが強く記憶に残る名刺となります。また「高精度精密レーザー加工」などを組み合わせることで、さらにオリジナリティ溢れる名刺を制作することも可能です。


名刺の特殊加工を題材として、レーザーカット加工とデジタルバーコ印刷の制作事例をご紹介する動画です。

名刺の特殊加工(1分37秒)BGM:秋山裕和(H/MIX GALLERY)

 

 


 

超厚盛のポリマーを使用したデジタルバーコ印刷は、同じスコディックスウルトラによる厚盛箔印刷「デジタルグラマラス箔」との併用も可能です。デジタルバーコのみずみずしさと、デジタルグラマラス箔のリッチな輝きを組み合わせた印刷物は、丁寧な趣向が凝らされたプレミアムな印刷物として、見る人の目を釘付けにする驚きと圧倒的なインパクトを残します。

 



Scodix Ultra Pro + Foil Station

 

無版で印刷できるため、1部からの小ロット案件にも柔軟に対応できます。 また、厚盛・薄盛を問わないハイスピード印刷で、中ロットまでカバーする本格的加飾生産ソリューションとしてもご利用いただけます。